« Jack O The Green Small World Big Band Friends 3 /Jools Holland & his Rhythm & Blues Orchestra | メイン | 理解不能系無国籍楽団、再来 »

2004年04月28日

くるり、アンテナ、ロックンロール

アンテナアンテナ くるり (2004年作品)

 最近は毎日最低1回はこのアルバムを聴いている。が、いまいちノリきれていません。ドラマーも正式に加入し、これまでとはひと味違う芯の通ったロックンロール・アルバム。くるりの “本質” というか “底力” を見せられたような気がして「さすが!」とは思うのだけど、あの雑食性のとっ散らかった感が懐かしくなったりもするんだな。

 まったくのうろ覚えだけど、確か 『TEAM ROCK』 を出した後くらいに、どこかのインタヴューで岸田繁が「今までは黒人音楽の要素を意識して排除してきたけど、次回はそれを前面に押し出す」という主旨のことを言っており、個人的にその方向に大いなる期待を寄せていただけに、今回の方向性にはちょっと複雑な気分なのです…。とか言いながら聴いてますけどね。

 もちろん、開運おみくじが「凶」だったからといって難癖をつけているわけではありません。(★★★)

投稿者 nill : 2004年04月28日 01:23

トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
http://www.heavysmoke.com/mt-cgi/tora.cgi/79

コメント

私もアルバム持ってます。「HOW TO GO」が好きだな。何回聴いても良い。
他のくるりのアルバムを聴いてないから、よくわかってないかもしれないけど、「そつが無くて、器用」という感じ。メロディもいいし、演奏も妙に上手い。だから聴きやすい。ちなみに私のおみくじは「半吉」でした。

投稿者 alex : 2004年04月28日 06:36

『アンテナ』 に反応しきれないのにはもう一つ伏線があって、先立ってリリースされた 『ジョゼと虎と魚たち』 のサントラ、あっちの方がイイと感じるのです、私は。インストものが多い分、数少ない歌モノがピリッと効いています。

投稿者 nill : 2004年04月28日 09:59

コメント歓迎




保存しますか?