« FiLM iNG / Bugge Wesseltoft | メイン | 朝方Jazz »

2004年07月11日

稲妻とDerek Trucks Band

今日の帰り道は凄まじい稲光が断続的に炸裂し、昼と夜の境界線が暴走しているかのような怪奇的なドライヴだった。多分ガラガラピシャンととんでもない雷鳴も轟いていたことと思うが、こちとらデレク・トラックス・バンドのライヴ音源を非常識なほどの大音量でブッ放していたのでまったく聞こえなかったよ。

無節操に種々雑多な音楽に手を出してはいるものの、詰まるところ私は常にギター・ヒーローを追い求めているのです。昨年から盲目的に愛聴してきたロバート・ランドルフ・アンド・ザ・ファミリー・バンドも、聴き込むほどにランドルフのペダル・スティールは痛快だけどファミリー・バンドの演奏はイマイチだということに気付かされるわけで、ちょっと悶々としていたところへガツンときたのが若干24歳のブルーズ・マン、デレク・トラックス。若者にあるまじき絶妙な押し引きのバランスと、“ブルーズひと筋”とはひと味違う柔らかいフレーズにクラクラっと来ました。ブルーズ・ギターの弾きまくりって、なんでこんなに気持ちいいんだ。

ちなみに本日堪能したのはLive Music Archiveでダウンロードできるこのセット。これ以外のセットも豊富に揃っているのでぜひお試しあれ。あまりに気に入ったので早速CDも発注しました。われながらなんて健康的な無料ダウンロードの楽しみ方だ。

デレク・トラックスを聴くきっかけとなったのはhidemuzicblogこの記事。さらにhidemuzicさんがデレク・トラックスにインタヴューしたこの記事を読んでおけば予習もバッチリよ。

投稿者 nill : 2004年07月11日 00:15

トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
http://www.heavysmoke.com/mt-cgi/tora.cgi/52

コメント

コメント歓迎




保存しますか?